【館山市】房総の自然を満喫しよう!館山のおすすめ観光スポットまとめ

館山市は房総の美しい景色を堪能できる観光名所が盛りだくさん!

こちらの記事では、秋冬シーズンでも旅行を楽しめる定番スポットや、車なしで遊べる日帰り旅行のモデルケースのご紹介など、館山観光を満喫できるおすすめスポットをご紹介します。

館山へのアクセス方法

はじめに、館山へのアクセス方法について簡単にご紹介します。

千葉県内から電車やバスなど公共交通機関を利用する方、自家用車を利用する方に向けて、わかりやすく行き方を解説しますので、ご旅行の際の参考にしてみてはいかがでしょう。

車でアクセスする場合

館山は千葉県の内房にある町なので、北西部~北部から車で訪れる場合は「東関東自動車道館山線」を利用したアクセスがおすすめです。

また千葉県北西部から続く「湾岸道路」から、県道163号線方面に進んだ先の「内房なぎさライン」を経由すると、海沿いの景色を満喫しながら内房ドライブを楽しむことができます。

県南部(御宿・勝浦・鴨川など)にお住まいの方は、外房を繋ぐ国道128号線で海沿いを進むと、館山まで約1時間で到着します。

公共交通機関でアクセスする場合

電車で館山へと向かう際は、JR東日本の千葉駅から乗車できる「JR内房線」の利用がとても便利です。

各駅停車の「館山行」や「千倉行」に乗車した場合は、約1時間40分(運賃1,520円)で館山へと到着します。

快速「君津行」などで君津駅まで向かい、その後に各駅停車へと乗り換えるルートもありますので、電車で訪れる際は時間に合わせて各駅停車・快速のどちらで向かうか事前に決めておくことをおすすめします。

また、千葉駅から館山駅までは、駅前発着の高速バスを利用してアクセスも可能です。

バスの所要時間は約2時間(運賃1,680円)なので、電車とバスであまり所要時間・運賃が変わらない点が魅力です。

ここに行けば間違いなし!館山のおすすめ観光スポット

ここからは、館山旅行でおすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。

美しい海を満喫できる離れ小島や、伝統のある神社仏閣、観光もショッピングも楽しめる施設など、どれも館山観光の定番スポットばかりです。

館山へ訪れた際は、ぜひご紹介したスポットへ足を運んでみてくださいね。

安房神社

おすすめポイント

・日本の全ての産業の総祖伸を祀る「日本三大金運神社」の一つ

・1,300年以上前に建てられた由緒ある歴史

・神聖な空気に包まれる館山イチのパワースポット

「安房(あわ)神社」は、神社の中でも最も位が高いとされる「官幣大社(かんぺいたいしゃ)」の一つであり、明治神宮・伏見稲荷大社・出雲大社など、世界的に有名な神社と同格の由緒ある神社です。

ルーツは約2,700年前、建築からは1,300年以上経つ長い歴史があり、807年(大同2年)に編纂された『古語拾遺(こごしゅうい)』という平安時代の神道資料にも名前が記載されています。

産業創始の神「天太玉命(あめふとだまのみこと)」や美術の神、製紙の神、建築業の神、海上交通の神など、さまざまな神を祀っている事から、工業・産業に携わる方が多く訪れる神社です。

広い境内には茶屋も併設されているので、神社の神聖なパワーを感じながらゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

施設情報

住所:〒294-0233 千葉県館山市大神宮589(Googleマップで見る
電話番号:0470-28-0034
参拝時間:8:30~17:00
アクセス:<車>JR内房線「館山」から国道410号経由で約20分
<電車>JR内房線「館山」からJRバス「神戸(かんべ)経由・安房白浜行」に乗車(約20分)「安房神社前」下車から徒歩約5分
公式サイト:安房神社

沖ノ島

おすすめポイント

・磯遊びやシュノーケリングを楽しめる

・一周約1kmの島をゆったり散歩できる

・ひんやり涼しい洞窟を探検できる

館山の海に浮かぶ「沖ノ島」は、以前までは陸から離れていた孤島でしたが、1923年(大正12年)の関東大震災の地殻変動により、地面が隆起して地続きになった珍しい島です。

島の南部にある岩場での磯遊び、地層がくっきりと見える洞窟の探検などが行えるので、小さなお子様を連れての観光も楽しめます。

また、北西部には貝殻拾い(ビーチコーミング)を楽しめる砂浜、北東部には縄文時代の遺跡が海底に沈んでいるなど、島にいるだけでもワクワクするようなレジャーが充実しています。

館山は釣り・シュノーケリングの人気スポットでもあるので、海遊びが好きな方にもおすすめの観光スポットです。

施設情報

住所:〒294-0035 千葉県館山市富士見(Googleマップで見る
アクセス:<車>JR内房線「館山」から約10分
<電車>JR内房線「館山」から日東バス「館山航空隊行」の終点で下車(約20分)、その後徒歩約20分
公式サイト:沖ノ島(千葉県公式観光物産サイトまるごとe!ちば)

館山城

おすすめポイント

・「里見八犬伝」ゆかりの里見氏が住んでいた城郭

・1月~3月に咲く梅の花が綺麗で有名

・緑豊かな公園で散歩やピクニックが楽しめる

「館山城」は千葉県南部を支配していた戦国大名・里見氏の居城であった城郭です。

里見氏は江戸時代から人気のロングセラー小説「里見八犬伝」のモチーフにされていたことから、館山城内は現在「里見八犬伝」に関する資料などを展示している「八犬伝博物館」として営業しています。

館山城の周囲には、館山の歴史がわかる「館山市立博物館」や日本庭園があり、広大な敷地ではさまざまな植物を見ることが可能です。

万葉集に読まれている植物を集めた「万葉の径」や、梅・桜・ツツジの並木道で、自然を満喫しながら館山の歴史に触れてみてはいかがでしょう。

施設情報

住所:〒294-0036 千葉県館山市館山338-4(Googleマップで見る
電話番号:0470-22-8854
営業時間:9:00~16:30
アクセス:<車>JR内房線「館山」から約10分
<電車>JR内房線「館山」から徒歩10分JRバス「館山郵便局前」から「城山公園前」下車(約5分)、その後徒歩約7分
公式サイト:館山城・城山公園

大福寺(崖観音)

おすすめポイント

・崖にそびえ立つ不思議な外観

・館山の海の絶景を一望できる

・度重なる倒壊、焼失を乗り越えた縁起のあるお寺

「大福寺」は館山の海が目の前にある真言宗のお寺です。

参拝道から本堂、本堂からさらに階段を登った先にある「観音堂」は、切り立った崖の中腹に建つ様子から「崖観音」の愛称で親しまれています。

境内の中には無病息災・延命長寿を司る「延命地蔵尊」や、鯉の形をした美しい「鯉之池」、不動尊を祀った「不動堂(お不動さま)」も置かれており、荘厳な雰囲気が満ちるパワースポットでもあります。

観音堂から眺める館山の海はまさに絶景。

皆さまもぜひ一度崖観音からの眺望を楽しんでみてくださいね。

施設情報

住所:〒294-0056 千葉県館山市船形835(Googleマップで見る
電話番号:0470-27-2247
拝観時間:8:00~16:30
アクセス:<車>JR内房線「館山」から約10分
<電車>JR内房線「館山」から「なむや行」バスで「崖観音前」下車(約15分)、その後徒歩2分
公式サイト:普門院船形山大福寺

”渚の駅”たてやま

引用元:館山市観光協会
おすすめポイント

・館山の海を満喫できる複合施設

・レストランやお土産ショップが集まっていて便利

・雨の日でも観光を楽しめて安心

館山観光で人気のスポット「”渚の駅”たてやま」は館山の海にまつわる展示やショッピングを楽しめる複合施設です。

施設の中には大きな水槽に館山の海を再現した「海辺の広場」や、豊かな館山湾の自然を展示した「渚の博物館」、さかなクン監修のギャラリーなどがあります。

また、館山湾を一望する展望デッキでは、天気の良い日に富士山を見ることも可能です。

日本最長の「館山夕日桟橋」は全長500mの海上散歩を楽しめるので、館山の海を満喫したい方はこちらのスポットの観光がおすすめです。

施設情報

住所:〒294-0036 千葉県館山市館山1564-1(Googleマップで見る
電話番号:0470-22-3606
営業時間:9:00~16:45
アクセス:<車>JR内房線「館山」から約5分
<電車>JR内房線「館山」から徒歩約15分
公式サイト:館山市観光協会

房総フラワーライン

引用元:千葉県公式観光物産サイト
おすすめポイント

・内房のドライブを満喫できる

・四季折々の美しい花が見れる

・約6km続く館山観光の定番ドライブコース

「房総フラワーライン」は館山市の下町交差点から南房総市和田町までを繋ぐドライブコースです。

全長約46kmのうち、下町交差点から相浜交差点までの道中では、四季折々の花を楽しみながら海岸沿いをドライブでき、1986年(昭和61年)に「日本の道百選」にも選出されました。

冬から春の時期は菜の花、夏はマリーゴールド、秋はコスモスなどの花が道路沿いを彩っています。

フラワーラインは館山の観光スポットへのアクセスも良く、「館山野鳥の森」や「館山ファミリーパーク」など、家族での旅行におすすめの施設へ行くことが可能です。

施設情報

住所:千葉県館山市・南房総市 他(Googleマップで見る
電話番号:0470-22-2000(館山市観光協会)
アクセス:<車>JR内房線「館山」から内房なぎさライン経由で約10分
公式サイト:千葉県公式観光物産サイト

アロハガーデンたてやま

おすすめポイント

・房総フラワーラインのすぐ近くにある観光施設

・雨の日でも観光を楽しめる

・広々とした公園と動植物園で自然と触れ合える

「アロハガーデンたてやま」は植物園と動物園が併設したファミリー向け観光施設です。

園内はヤシの木が生い茂る南国のリゾート地をモチーフにしており、高さ300mの巨大な温室内ではハイビスカスやブーゲンビリアなど、南国に咲く美しい花を観察できます。

「アロハZOO」エリアではインコ・カピバラ・カワウソへの餌やり体験や、あひるの散歩の見学、ポニーの乗馬体験などが行えます。

屋根のある場所で動物との触れあいを楽しめるので、小さなお子様がいる方や、雨の日の観光を楽しみたい方におすすめです。

施設情報

住所:〒294-0224 千葉県館山市藤原1497(Googleマップで見る
電話番号:0470-28-1511
営業時間:9:30~16:00
料金:大人(中学生以上)1,300円・小学生800円・幼児500円
アクセス:<車>JR内房線「館山」から約20分
<電車>JR内房線「館山」から徒歩約10分「館山郵便局前」でJRバス「安房神戸」下車(約14分)、その後徒歩15分)
公式サイト:アロハガーデンたてやま

館山温泉郷

引用元:館山温泉事業組合事務局
おすすめポイント

・館山湾を眺めながら露天風呂を満喫できる

・千葉県の美味しい魚介を使用した料理を堪能できる

・上質な温泉を日帰り入浴でも楽しめる

「館山温泉郷」は館山周辺にある温泉宿泊施設の総称で、千葉県内の温泉地としても人気の高いエリアです。

温泉組合に加入している18の施設のうち、ほぼ全ての旅館・ホテルで海を眺めながら温泉に入浴することができます。

水平線が見える開放的な露天風呂では、太平洋の海風を感じながら、満天の星空を独り占め。

温泉で旅の疲れを癒した後は、新鮮な魚介をふんだんに使用した夕食で、館山の美食を満喫してみてはいかがでしょう。

また、館山温泉郷の公式サイトでは日帰り入浴可能の温泉リストが公開されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

施設情報

住所:千葉県館山市周辺(Googleマップで見る
電話番号:0470-22-2000(館山温泉事業組合事務局)
公式サイト:館山温泉事業組合事務局

まとめ

館山のおすすめ観光スポットのご紹介は以上となります。

内房の美しい自然を満喫できる館山には、まだまだ沢山の観光スポットがあるので、皆さんもぜひ一度館山へ訪れてみてはいかがでしょう。

千葉県の魅力を再確認できること間違いなしです。