流山総合運動公園のアスレチックで遊ぶ!駐車場の料金や混み具合を詳しく紹介

流山総合運動公園のアスレチックで遊ぶ!駐車場の料金や混み具合を詳しく紹介

「流山総合運動公園」は、市民から愛される憩いのスポット。

スポーツ施設としての機能を果たすキッコーマンアリーナから、子どもたちが夢中になってしまうアスレチック、広々とした芝生広場など、バラエティに富んだ作りで、何度行っても飽きない楽しさがあります。

千葉県東葛飾エリアの癒し&遊びスポットの1つとして人気を集める「流山総合運動公園」の魅力を、余すことなくお伝えしていきます。

【流山総合運動公園】どこにあるどんな公園?

【流山総合運動公園】どこにあるどんな公園?<園内マップあり>
▲筆者撮影

まずは、流山総合運動公園の基本的な情報からお伝えしていきましょう。

流山総合運動公園は、つくばエクスプレス「流山セントラルパーク駅」から徒歩5分程度の場所にあります。

園内には広めの駐車場もあるので、車での来園も可能です。

公園の敷地内には、キッコーマンアリーナと呼ばれる、大型の体育館が入った施設も併設。

キッコーマンアリーナの内部には体育館の他、トレーニングルームや武道場、ランニングコース、幼児体育室などの設備が備えられています。

流山総合運動公園の敷地はとても広く、キッコーマンアリーナや公園エリアの他に、テニスコートや野球場、陸上競技場やバスケットコートなどもあり、スポーツするには事欠かない充実の環境となっています。

入園料はかからず、開園閉園の時間設定もありません。

これだけの規模の公園で、いつでも好きな時に行けて好きなだけ居れるというフリーな設定は、近隣では指折り数えるほどしかないのではと思います。

週末になるとお弁当やアウトドアグッズを持ち込み、思い思いに過ごそうとするファミリーやグループがたくさん訪れます。

四季折々の自然を楽しむこともできるので、お花見や紅葉の時期は、特に多くの人で賑わうように。

筆者も、時間に余裕のある週末は、子どもたちとお弁当やお菓子を持参して、外で過ごす楽しさをたくさん感じさせてもらっています。

「たまには外でご飯を食べようか」「自然の中でゆっくりしたいね」そんな時にふと頭に浮かぶ場所。

流山総合運動公園は、気まぐれな思いも包み込んでくれる、懐の深い場所なのです。

【流山総合運動公園】ファミリーから人気を集める4つの魅力

【流山総合運動公園】ファミリーから人気を集める4つの魅力
▲筆者撮影

流山総合運動公園は、以下のような魅力から子ども連れのファミリー層から特に人気があります。

  1. アスレチックや遊具が豊富
  2. 芝生広場が豊富
  3. 小さな子ども連れにも優しい設備
  4. 何度いっても無料

魅力①アスレチックや遊具が豊富

魅力①アスレチックや遊具が豊富
▲筆者撮影

流山総合運動公園は、アスレチックや遊具がとても豊富です。

木造りのアスレチックは全部で15種類。

対象年齢は3歳〜9歳程度となっているので、少し大きめの子は物足りなく感じてしまうのかと思いきや、やってみると意外と楽しくて夢中になってしまうものばかり。

2019年の3月には、複数のすべり台や橋などを組み合わせた大型遊具も設置。

まるで冒険の砦のような大型の遊具に、子どもたちも夢中になって遊び続けていました。

2021年には、新しい遊具を増設。

近隣の公園にはない、おしゃれで楽しい遊具に、子どもたちが列をなして順番が来るのを今か今かと待っていました。

子どもたちを飽きさせない充実の設備があるのは、ファミリー層にとってもありがたいこと。

満面の笑みで夢中になって遊ぶ、我が子の姿を見守る親御さんたちの表情も、とても幸せそうでした。

魅力②芝生広場が豊富

魅力②芝生広場が豊富
▲筆者撮影

流山総合運動公園は、芝生エリアも充実しています。

遊んでいる途中で休憩させたり、お弁当を食べたり、ちょっとしたトラブルに対応したり・・・、子育て世代にはシートを敷いておける芝生エリアがあると、とても助かります。

流山総合運動公園には、遊具エリア周辺を始め、あちらこちらに芝生が設けられており、場所探しに悩まされることはありません。

こういった点も、子連れファミリー層から人気を集める要因の1つとなっているようです。

魅力③小さな子ども連れにも優しい設備

魅力③小さな子ども連れにも優しい設備
▲筆者撮影

流山総合運動公園の中に併設されているキッコーマンアリーナ内部は、おむつ替えできるスペースや個室の授乳室も完備。

ちょっとしたものを洗ったりミルクを冷ませたりできるシンク台やお湯、電子レンジも用意されています。

トイレには、小さな子どもを座らせておけるベビー専用チェアーのほか、子ども用補助便座やキッズトイレも設置されているという充実ぶり。

小さな子どもを連れた人も安心して気軽に訪れることができるようにと、考えられた設備作りがなされているところも、人気を集める点の1つだと思います。

魅力④何度いっても無料

魅力④何度いっても無料
▲筆者撮影

流山総合運動公園は遊ぶのに全くお金がかかりません。

入園料がないことはもちろんのこと、駐車場も無料。

授乳室やおむつ替えコーナーのあるキッコーマンアリーナに出入りするのも自由で、お弁当など食べ物・飲み物を持参すれば終日お金を使わずに楽しく過ごすことができるのです。

何かと出費が多い子育て世帯には、金銭的な負担なく過ごせるスポットはとてもありがたいですよね。

流山総合運動公園も「何も気負わずふらっと行ける場所」であるからこそ、人気を集めているのだと思います。

【流山総合運動公園】園内のスポットを画像付きで詳しく紹介

【流山総合運動公園】園内のスポットを画像付きで詳しく紹介
▲筆者撮影

流山総合運動公園はとても広い・・・!

何があってどんな様子なのか、事前に少しでも知っていると、何かと助かりますよね。

これから流山総合運動公園に行かれる方、また、すでに行ったことはあるけれど全部は回りきれなかったという方々に向けて、公園の内部を画像付きで詳しくご紹介いたします。

①エントランスエリア

①エントランスエリア
▲筆者撮影

流山総合運動公園の正面入り口は、主に駐車場とちょっとした休憩エリアになっています。

駐車スペースの合間に、ベンチや芝生スペースがあちらこちらに点在している形です。

入り口付近には、謎の木の塔が数本立っているのですが、近づいてよくよく見てみると、なんとトーテムポール!

流山総合運動公園のエントランス付近にあるトーテムポール
▲筆者撮影

普段の生活ではほとんど見ることのないトーテムポールに、人々は興味をそそられるのか、近づいて眺めたり、触ってみたりしていました。

一緒に記念撮影する微笑ましい姿も。

子どもたちもトーテムポールが面白いのか、見上げて笑ったり、叩いてみたりして遊んでいました。

②遊具&芝生広場

②遊具&芝生広場
▲筆者撮影

公園の内部に足を進めると、目の前に見えてくるのが、カラフルな遊具と芝生広場です。

芝生広場では、食べ物や飲み物を持参した人々がシートやテントを広げて、思い思いにくつろいでいました。

その奥に点在する遊具には、夢中になって遊ぶ子どもたちの姿が。

砦のような大型の遊具から、小さな年齢の子向けの複合遊具、ブランコに、ターザンロープ、登って楽しむ木の壁や丸太など、たくさんの種類が用意されています。

流山総合運動公園の大型遊具
▲筆者撮影
流山総合運動公園に2021年新しく設置された遊具
▲筆者撮影

2021年に新しく設置された遊具は特に大人気!

近隣ではこの公園くらいしか見かけない最新の遊具で、見た目もとてもおしゃれです。

筆者が別日に家族と出向いた際には、新しい遊具に子どもたちの長い行列が出来ていました。

大人から見ても「確かにこれは遊んでみたいよね」と感じるような近未来的な雰囲気で、未来の遊具はもっと楽しくなるんだろうなぁと、思わず想像してしまいました。

③林間に広がるアスレチック

③林間に広がるアスレチック
▲筆者撮影

遊具エリアから続くようにあるのが、たくさんのアスレチック。

昔ながらの木造りのアスレチックで、全部で15種類。

流山総合運動公園のアスレチック地図
▲筆者撮影

忍者になった気分で、思いっきり体を動かすことができるものばかりです。

アスレチックエリアは背の高い木が生える林間となっていて、マイナスイオンもたっぷり。

子どもたちを見守る親御さんたちも、自然の癒しにリフレッシュできるのではないかと感じました。

④SL蒸気機関車

④SL蒸気機関車
▲筆者撮影

流山総合運動公園には、SLと流山鉄道の古い客車が設置されています。

「D-51型蒸気機関車」通称デゴイチは、旧国鉄から無償貸与を受け1976年(昭和51年)に設置されました。

額についている番号「D5114」は、機関車の型式や製造番号を表すもの。

14という数字は、蒸気機関車が作られ始めた「初期の頃のモデル」であることを表しています。

実は流山総合運動公園にあるこのデゴイチ、初期のモデルの中でも珍しい、蒸気機関車・第1号機なのだとか・・・!

流山総合運動公園の蒸気機関車のあらまし
▲筆者撮影

あまりにもさりげなく展示されているので、そんなに貴重なものとは気が付きませんでした。

運転席など列車の中に実際入ることはできませんが、イベント時には特別公開として中に入れる日もあります。

デゴイチの横にちょこんと鎮座しているのが、流山鉄道(通称流鉄)で1933(昭和8)年から1949(昭和24)年まで、実際に使われていたガソリン車。

流山総合運動公園のガソリンカー
▲筆者撮影

戦前に製造されたガソリンカーとして残っているものは、本当に数少ないそうで、こちらの列車もとても希少なものなのです。

「SLや古い時代の列車を知らない子どもたちに、その姿を実際に見て感じてもらえるように」と設置されたデゴイチと流鉄のガソリンカー。

ここに設置されるまでの歴史や並々ならぬ苦労・背景を考えると、大人としては感慨深いものを感じさせられます。

⑤キッコーマンアリーナ

⑤キッコーマンアリーナ
▲筆者撮影

流山総合運動公園のシンボル的存在ともいえる、キッコーマンアリーナ。

自然豊かな公園の風景の中で一際目立つ、おしゃれな建物です。

中には、体育館・トレーニングルーム・武道場・ランニングコース・弓道場・幼児体育室・会議室があり、申し込みをすれば誰でも利用することができます。

キッコーマンアリーナの内部
▲筆者撮影

中央にある入り口の先には、毎週末さまざまなキッチンカーがやってきていて、ちょっとした食べ物や飲み物を購入することも可能。

公園遊びの合間のランチやおやつにと、買い求める人で賑わっていました。

中には、授乳室やおむつ替えコーナーもあるので、小さなお子さん連れの場合は、キッコーマンアリーナの設備を利用すると便利ですよ。

⑥砂場のある奥の公園

⑥お砂場のある奥の公園
▲筆者撮影

遊具やアスレチックがあるエリアを抜けて、少し下になった場所へ階段を降りると、目の前に広がるのはもう1つの公園。

砂場や広い芝生スペースのある、シンプルなくつろぎエリアとなっています。

芝生スペースはとても広く、キャッチボールをしたり、バトミントンをしたりする人々の姿も。

レジャーシートやサンシェードを広げて、ピクニックを楽しんでいる方々もいました。

お砂場があり、芝生スペースも広いので、よちよち歩きの小さなお子さん連れの場合は、この奥の公園スペースが重宝しそうです。

⑦散策路&バスケットゴール

⑦散策路&バスケットゴール
▲筆者撮影

奥の公園エリアを背に、キッコーマンアリーナ方面へ戻るように歩みを進めると、木々が豊かな散策路へと突入していきます。

遊具&アスレチックエリアと違い人も少なめなので、静かに過ごしたい方にはおすすめの場所です。

散策路では木の実や落ち葉を拾うといった、季節の楽しみも。

穏やかな小道をのんびり歩いていると、見えてくるのがバスケットゴール。

シュート練習をしたり、試合を楽しみたい若者が、夢中になってボールと戯れていました。

バスケットゴールは誰でも自由に使えるようになっているので、子どもたちにバスケットボール体験させてあげたいときなどにも良さそうです。

⑧野球場&テニスコート

⑧野球場&テニスコート
▲筆者撮影

キッコーマンアリーナと並ぶように配置されているのが、野球場とテニスコート。

流山総合運動公園にある野球場、実は某人気ドラマのロケ地として使用されたこともある場所なのだとか。

当時は、人気俳優さんたちを一目見ようとたくさんの人が訪れたのだそう。

テニスコートでは、近隣のプレイヤーさんたちが練習に使用するだけでなく、時折大会やイベントが行われていることもあります。

何気なく知らない方の試合を眺めていたら、つい夢中になって見入ってしまったということも。

スポーツしている姿を見るのは、面白いものがありますね。

⑨バーベキュー場

⑨バーベキュー場
▲筆者撮影

流山総合運動公園の公園の正面入り口から一番離れた奥にあるのが、バーベキュー場。

「バーベキュー場があったらいいのに」という市民の熱い要望に応えるように、令和4年4月から運営を開始。

基本的には、土日祝日などの週末をメインとして運営されていますが、夏休みなどの長期休暇時期には、曜日を気にせず利用できるよう配慮されています。

利用するには、外部の民間企業「LOCAL BBQ流山」に予約申込が必要。

バーベキューに必要な機材は全て揃っており、食材付きコースを選択すれば本当に手ぶらでバーベキューを楽しむことができてしまうというから驚き。

食材付きコースの場合は利用日前日の朝8時までに予約が必須ですが、食材を持ち込む場合は、空いていれば当日の朝8時まで利用申込をすることが可能となっています。

朝起きて「そうだ、今日はバーベキューをしよう!」なんて急に思い立った時でも、気軽に利用できる場所があるのは、とてもありがたいことだなと感じます。

流山総合運動公園の豊かな緑を間近に感じつつ、美味しいお肉や野菜に舌鼓を打つ時間は、この上ない至福の時間となりそうです。

参考:LOCAL BBQ流山

【流山総合運動公園】駐車場の料金や混み具合

【流山総合運動公園】駐車場の料金や混み具合
▲筆者撮影

流山総合運動公園の駐車場は無料となっているので、時間を気にせず安心して駐車することができます。

駐車場は全部で3ヶ所。

公園の正面入り口横にある北側駐車場は、150台以上が停められる大きな駐車場となっています。

キッコーマンアリーナや遊具広場にも一番近いので、子連れの場合は北側駐車場の利用が便利です。

2つ目は公園横の道路沿い、テニスコート脇にある西側駐車場。

こちらの駐車場はとても小さいですが、スポーツ施設を利用する予定の方には何かと便利な場所にあります。

3つ目は、バーベキュー場に隣接するようにある北側駐車場。

流山総合運動公園のバーベキュー場に隣接するようにある北側駐車場
▲筆者撮影

こちらも小さめな駐車場ですが、バーベキュー広場や奥の公園エリアメインで遊ぶ予定の方には便利な場所となっています。

気になる駐車場の混み具合ですが、週末・祝日・夏休みなどの長期休暇時期は、平日に比べやはり混み合います。

駐車台数が少ない、西側と北側の駐車場はすぐに満車になってしまうのに対し、正面入り口にある北側駐車場は、混み合う時期でも探せば必ず、どこかしらに止める場所を見つけることができるかと思います。

週末など人が多く集まる時期に流山総合運動公園へ行く場合には、初めから北側駐車場に車を停めるつもりでアクセスした方がスムーズでしょう。

【流山総合運動公園】無料なのに1日遊べる優秀スポットだった

【流山総合運動公園】無料なのに1日遊べる優秀スポットだった
▲筆者撮影

千葉県流山市にある流山総合運動公園。

園内への入場も無料、駐車場も無料、設置してある遊具や広場を使うのも無料と、全くお金がかからない場所であるにも関わらず、1日たっぷり遊ぶことができる優秀な憩いのスポットです。

豊かな自然の中で、肌に風を感じつつのんびりと過ごす時間は、忙しい毎日の中で忘れかけていた大切な感覚を取り戻すきっかけを与えてくれます。

楽しそうに遊ぶ子どもたちの笑顔や声を眺めていると、こちらも元気が湧いてきて、いつの間にか笑顔になっているから不思議。

たっぷり遊んで帰る頃には、心地よい疲れと充足感でいっぱいになっているはず。

まだ予定の決まっていない休日があったら、流山総合運動公園にぶらりと、ぜひ遊びに行ってみてください。

施設情報

名称:流山総合運動公園
住所:千葉県流山市野々下1丁目40番1(Googleマップで見る
電話:04-7150-6092(公園への問い合わせ・流山市役所 みどりの課)
   04-7159-1212(キッコーマンアリーナ)
入園料:無料
アクセス:
<電車>つくばエクスプレス「流山セントラルパーク駅」より徒歩約5分
<車>常磐自動車道「流山IC」より県道5号線を経由し約15分
駐車場:あり(約150台・無料)
公式サイト:流山総合運動公園・施設案内