福祉系の大学を卒業後、2024年に新卒(事業経営コース)でドットラインに入社した髙橋さん。聴覚にハンデがありながらも、入社半年で管理職へ昇格し、現在は「ドットワーク(就労継続支援B型)」で活躍をしています。今回は、ドットラインへの入社背景、仕事のやりがい、これからの目標などを聞いてみました。
💡ドットワーク(就労継続支援B型)とは
年齢や心身の不調などにより、一般企業で働きたくても働けないという方に向け、必要なビジネススキル習得などを支援しながら、実際の生産活動を通じて自分らしい働き方を実現するサービスです。「週一日からでも働きたい」「ビジネススキルを得たい」など、一人ひとりのニーズに合った支援を行い、社会とのつながりを深めるきっかけを生み出します。
就活の軸は「裁量を持って働くこと」

– 就活はどのように進めましたか?
もともとルーティンワークが苦手で、「毎日同じことの繰り返し」は向いていないと感じていました。公務員試験にも合格していたのですが、「安定している一方で、自分に合う仕事なのだろうか」という迷いが拭えず、就職活動を続けていました。就活で大切にしていた軸は、「裁量を持って働けること」と「楽しく仕事ができるか」。どうせ働くなら、指示を待つのではなく、自分で考え、動きながら成長できる環境を選びたいと考えていました。
– ドットラインを選んだ理由は?
決め手は、若いうちから挑戦できる環境があると感じたことです。選考の中で先輩社員のお話を直接聞く機会があり、入社1年以内に管理職として活躍している先輩の具体的なエピソードを知りました。そこで、「若手でも裁量を持って働ける」という言葉が、実際の事例としてある会社なんだと実感しました。
また、私自身が聴力が弱く、会話の際は相手の唇の動きを見て内容を読み取りながら日常生活を送っています。そうした背景もあり、福祉の会社という点に親近感を感じました。さらに、社長が大学の先輩だったことや、面接で出会った社員の人柄の良さも大きかったですね。
挑戦を後押ししてくれる環境と、人を大切にする社風に惹かれて入社を決めました。
自身のアイデアが取り入れられる環境で、日々成長を実感

– 入社後はどんな仕事をしていますか?
入社後は「ドットワーク(就労継続支援B型)」に配属されました。最初は支援員として、利用者様の支援や送迎を担当していましたが、2025年4月に昇進し、現在は拠点の責任者としてスタッフのマネジメントと売上管理を任されています。入社前に聞いていた通り、挑戦を受け入れてくれる環境で、自分で提案した取り組みが実際に成果につながった経験もあり、日々やりがいを持って働けています。
– どんな取り組みですか?
利用者様が就職を目指すうえで、まず大切なのはコミュニケーション能力や社会性だと考えました。
そこで、ボードゲームやグループワークを通じて、楽しみながらスキルを身につけられるプログラムとして、「ワークショップ」を提案し、実施しました。
その結果、私がチームマネージャーを務めていた期間中、全拠点の中で最も多くの就職者を輩出できたんです。自分のアイデアが形になり、しっかり成果につながったのは本当に嬉しかったですね。
–「裁量をもって働きたい」という希望は叶えられてますか?
めちゃめちゃ叶えられています(笑)。
今は、2025年10月に新規開所した船橋拠点の責任者を任せてもらっていて、まさにゼロから事業所を作り上げている最中です。何もないところから組織をつくっていくのは大変ですが、楽しくてしょうがないですね。
– すごいですね!
本当に毎日、成長を感じています。
気づいたら「これ、いつの間にかできるようになってるな」と思う瞬間があったり、以前は悩んでいたことも「今だったらこう対応すればいい」と自然に判断できたり。少しずつ、自分の中で積み重ねができているのを感じます。
– というと?
入社してからしばらくは、「やりたいことがあっても、ここではできない」と、どこかで諦めてしまう考え方でした。ですが、管理職に昇格し、仕事をしていく中で、「部下がせっかく提案してくれたアイデアは、できる限り形にしたい」と考えるようになりました。今では、「このアイデアを実現するためには何が必要だろうか」と前向きに考えられるようになったんです。
環境や立場が変わったことで、物事の捉え方も大きく成長したと感じています。
部下一人ひとりの「やりたいこと」を実現

ー仕事のやりがいは?
数字を追うことが、今は一番のやりがいです。
もちろん、数字を追えば追うほど現場は大変になります。でもその中で、どうやったらスタッフが楽しく働きながらも成果を出せるかを考えて、チームとして結果を出せたときの達成感は大きいですね。
ーどうやってそれを実現しているんですか?
一人ひとりの「やりたいこと」や「仕事をする意味」を、僕の「数字を追いたい」という軸にどう結びつけられるかを考えています。
たとえば、「定時に帰りたい」という人には業務効率化の話をし「この作業、実は省略できるんじゃない?」と一緒に考えて仕組みを変えていく。「お給料を上げたい」という人には、「じゃあ給与を上げるために評価を上げよう。評価を上げるには上長の求めている結果を出すことが必要。僕の求めていることって何だと思う?」と対話を重ねます。
こうして一人ひとりの想いをチームの目標とつなげることで、スタッフ自身も達成感や成長を感じられるようになる。そうやって「楽しく働きながら結果を出すチーム」をつくることが、今いちばん楽しいです。
ー働く環境は?
めちゃくちゃいいです。みんなそれぞれが仕事に対して熱い思いを持っていて、すごく刺激になります。僕が今こうしてやっていけているのも、周りのサポートがあってこそです。たとえば僕は聴覚障がいで電話の音が聞き取りづらいときがありますが、そんな時は自然に代わってくれたり、さりげなくフォローしてくれたり。本当にありがたく感じています。
あっという間に1年半。理由は「毎日が楽しい」から

ーこれからの目標を教えてください。
複数の事業を管理する立場である「フィールドマネージャー(FM)」への昇格を目指しています。もっと大きな視点で物事を見て、より広い裁量を持って働きたいんです。今は拠点の管理者として「この拠点のメンバーに楽しく働いてもらうこと」を一番に考えていますが、今後はそれだけでなく、ドットワーク全体が同じ方向に向かって進んでいけるような環境をつくりたい。その動きをリードできる立場につくことが、今の自分の目標です。
ー最後に、就活中の学生さんに向けてメッセージをお願いします!
僕は大学生までは、正直かなり遊んで過ごしていました(笑)。というのも、「社会人になったら、きっとガチガチに働かなきゃいけないんだろうな」と勝手に思い込んでいて、「今しかできないことを」とめいっぱい遊んでいたんです。でも、就活をする中でふと「決められた枠の中で働くって、自分らしくないかも」と思うようになりました。悩んだ末に進路を変えてドットラインを選びましたが、今振り返っても本当に良い選択だったなと思っています。
もちろん、学生から社会人になる以上、気持ちの切り替えは大事です。でも、だからといって“楽しく働くこと”を諦める必要はないと思います。裁量を持って働ける環境って、想像以上に楽しいですよ。毎日があっという間で、気づけばもう1年半。「もうそんなに経ったの?」って、自分でもびっくりしています。楽しく、前向きに、自分らしく働きたい。そんな人には、ドットラインは本当に合う場所だと思います。

