入社半年でも意見が通りやすい! 仲間と高め合い、挑戦が後押しされ、支援の引き出しが増えていく、ドットラインの働き方

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児童発達支援をおこなう「かがやきのまち」で働く加藤さん。もともと保育士を目指していた加藤さんは、ある一人の障がいを持った子どもとの出会いをきっかけに障がい者支援の道へ。「スタッフ同士で高め合えて、支援の引き出しを増やせるような環境で働きたい」とドットラインに入社を決めました。

 「かがやきのまちは、多様な資格を持ったスタッフが子どもたちのためにより良い療育を追求している」と語る加藤さん。ドットラインの「より良い療育を追求できる環境」とはどのようなものなのでしょうか? 入社の経緯や現在の働き方に至るまで詳しくお話を伺いました。

かがやきのまち 千葉中央第2教室 保育士 加藤南海斗

ある出会いをきっかけに保育士から障がい者支援の道へ。

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偏食を持った一人の子どもとの出会いが児童発達支援を志すきっかけに

- 加藤さんが児童発達支援の道を志したきっかけを教えてください。

 もともと子どもと関わることが大好きだった私は、幼い頃から保育士になりたいと思っていました。なのに発達支援に携わりたいと思ったのは、資格を取るために進学した短大での実習で、特別支援学級に行ったからでした。

 実習先の学級で、偏食のある子どもがいました。食事支援の時、その子は信頼している先生と一緒ならがんばって食べるけれど、自分が担当すると食べてくれませんでした。やるせない気持ちになったことを覚えています。

 実習は五日間と短い期間でしたが、その間でどうしたら食べてくれるようになるか担任の先生と話し合いました。信頼関係を築くことが重要だと学んだ私は、その日から、食事以外の勉強や運動も一緒になって取り組むことを意識しました。

 初日は会話すらままならない状態でしたが、2日、3日と一緒に行動を続けるうちにだんだんと子どもの方から話しかけてくれるようになりました。この先生は同じ目線で関わってくれると分かってくれたのかなと思います。そしてついに、3日目の終わりにその子が初めてご飯を完食してくれました。

 これは私にとって、とても大きな経験でした。短期間でここまで濃い関わりを築けたことが本当に嬉しくて、思わず泣いてしまったほどです。障がいを持つ子どもとの信頼関係の築き方をもっと勉強したいと思い、将来は児童発達支援を仕事にしようと決めました。

-  それからすぐ障がい児支援施設に就職したのでしょうか?

 いえ、卒業して最初は障がい者向けのグループホームに就職しました。

 そこでは20歳以上の方が共同で生活しており、身の回りのお世話や自立のための支援を行っていました。最初から障がい児支援施設に就職しなかったのは、知識や経験のない自分には務まらないと思っていたからです。子どもへの支援は、療育内容がそのままその子の将来に直結するので、経験を積んだ上で挑戦したいと思っていました。

一人きりの支援現場。悩みを相談できないから支援の質も上がらない。

- 放課後等デイサービスへの転職を考えた頃には、経験は十分に積めましたか?

 そうですね。前職で3年働き、障がいの知識や支援の仕方はしっかり学べたと思いました。なので、その経験を活かして障がい児支援の仕事に転職することにしました。

 ただ、前職の労働環境にもどかしさを抱えていたことも転職を決めた理由の一つでした。当時グループホームでは5〜6人の利用者さんを1人で担当していました。支援の仕方で悩んでも周りに相談したり、意見交換をしたりすることができませんでした。

 より良い支援を届けたいと思っても、どうすればいいかがわからなかったのが本当に苦しかったです。スタッフ同士協力しながら、支援の質を追求できる環境で働きたいという想いもあって転職先を探しました。

ドットラインなら、仲間と高め合える。入社して叶った「みんなでより良い支援を追求できる環境」

- ドットラインに転職を決めたのはどうしてですか?

 千葉県の放課後等デイサービスを探していた時、転職エージェントの方からおすすめされたのがドットラインでした。「支援の引き出しを増やせるような会社に転職したい」と相談したところ、「ドットラインが運営するかがやきのまちなら、作業療法士や理学療法士、保育士など様々な資格を持つ人が働いているのでピッタリかもしれない」と言われました。

 気になって面接に行くと、かがやきのまちは多様な資格を持ったスタッフが協力して、より良い支援を目指している施設だということがわかりました。また、人事の方から「ドットラインは立場に関わらず、積極的に挑戦を後押しする会社です」とも言っていただきました。

 スタッフ同士意見交換しながら、日々新たな支援に挑戦できる環境は、まさに私が求めていたものでした。「ここしかない!」と思って入社を決意しました。

- 実際に入社していかがでしたか?

 私が想像していた以上に素敵な職場でした。スタッフ全員が子どもたち一人ひとりに寄り添い、より良い療育を届けようとしていることが伝わってきたので、ここに入社できてよかったと思いました。

 入社して最初にそれを感じたのは、プログラム作りの時でした。かがやきのまちでは、年齢も障がいの程度もバラバラな生徒が全員で同じプログラムを行なっています。私は初め、なぜそのようなことができるのか疑問に感じていました。

 入社してわかったのは、子どもの発達段階に合わせてプログラムの難易度を変えているということでした。例えばみんなで制作をするとき、手先を動かすのが得意な子は最初からすべて自分で作ります。ですが、ハサミを使うのが苦手な子にはあらかじめ切ったものや、切りやすく整えたものを渡しています。

 これは、スタッフ全員が子どもたちの発達段階を共有し、一人ひとりにあった支援を考えているからこそできることです。スタッフ同士話すときは自然と子どもたちの話になることが多く、みんなで協力しながらより良い療育を目指せる環境で働けていることが本当に幸せです。

提案すれば現場が変わる。経験がなくても関係ない、挑戦を後押ししてくれるドットラインの環境

- 入社して半年が経った加藤さんですが、何か手応えを感じていることがあれば教えてください。

 面接や入社後の通り、ドットラインは本当に挑戦を後押ししてくれる会社だと感じています。入社して半年ですが、私自身が提案して職場の仕組みづくりにつながった出来事がありました。それは「子どもたち一人ひとりの発達段階をまとめた個別資料を導入したい」という提案でした。

 かがやきのまちでは、全員で行うプログラムの他に、個々の能力に合わせた課題を子どもたち一人ひとりに設定しています。入社当初、子どもがどこまでのことができるのかわからなかったので、課題は毎回スタッフに聞きながら作成していました。

 そこで上長に、子どもたちの現在の発達段階が一目でわかるような資料を作ることを提案しました。上長はすぐに私の提案を受け入れて、職場に反映させてくださいました。経験に関わらず、入社して半年の私の意見を積極的に受け入れてくださったことがとても嬉しかったです。

- 次の半年や、今後に向けて何か挑戦したいことはありますか?

 今後も、職場のスタッフが働きやすくなるような環境づくりに貢献したいと思っています。新たな挑戦をすることで、失敗することもあるかもしれません。ですが、ドットラインは行動したこと自体を評価してくれる会社なので、積極的に挑戦できます。

 また、自分の支援の引き出しをさらに増やしていきたいと考えています。保育士としては、子どもの発達段階を見極められるところに強みがあると感じています。しかし、療育の知識についてはまだまだです。この部分は周りのスタッフの力を借りながら勉強し続けたいです。

 私の知恵が周りの知恵になり、周りの知恵が私の知恵になる。それによって子どもたちにより良い支援が届けられる。そんな好循環を生み出し続けられるように、引き続き支援に向き合い続けます。

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