「大変そう」だと思っていた社会人生活が、実は“楽しい”の連続だった。

People

 

2023年に新卒でドットラインへ入社した長田さん。現在は「ドットホーム(障がい者グループホーム)」で、管理職として働いています。学生時代には福祉と全く縁がなかったという長田さんですが、「働き始めてから、毎日が本当に楽しい」と笑顔で語ります。利用者様との関わりの中で感じるやりがいや、この仕事ならではの魅力について伺いました。

💡「ドットホーム(障がい者グループホーム)」とは?
比較的軽度な精神障がいや知的障害を持つ18〜65歳の方が、支援を受けながら共同生活を送る施設。1ホームあたりの利用人数は4〜6名で、各自に個室があり、建物は一般的な一軒家と同様の造りになっている。利用者様の約7割は日中に就労継続支援B型や生活介護に通っている。

ドットホーム(障がい者グループホーム) 主任 長田 夢香

大学卒業後、2023年に新卒でドットラインへ入社。現在は「ドットホーム(障がい者グループホーム)」で管理職として活躍中。

#ドットホーム #障がい者グループホーム #新卒採用

 

まったく視野に入れていなかった医療・福祉業界への挑戦

– ドットラインに出会い、入社を決めた理由は?

就活を始めたのは大学3年の終わり頃です。大学では化学を学んでいたので、最初は理系職を中心に探していました。ところが研究室に配属され、毎日実験をする生活を送るうちに「このまま理系職に就職していいんだろうか。今と同じようにずっと机に向かって実験を続けるよりも、人と関わる仕事に就いたほうが豊かな人生になるのではないか」と思うようになったんです。

こういった悩みを就職エージェントへ相談したところ、紹介されたのがドットラインでした。正直、医療・福祉業界はまったく視野に入れていなかったし、大学で学んだこととも無関係。自分にできるのかな…と不安もありましたが、とりあえず説明会に参加してみました。

そこで出会った人事の方が、とてもキラキラしていて、自社のことを本当に楽しそうに話していたんです。その姿を見て「働く人がこんなに生き生きと自分の会社を語れる会社は、きっと良い会社だ」と強く感じ、選考に進むことを決めました。

– 地元での就職?

いいえ、地元は富山です。千葉とは縁もゆかりもなかったのですが、大学時代も広島で一人暮らしをしていたので、地元から離れた土地で就職することにも大きな不安はありませんでした。

– 就職後は、帰省や友人との時間はとれていますか?

実は今週末に帰省する予定なんです。つい先日も大学の友人と大阪に遊びに行ったり、ライブ遠征で広島まで出かけたりと、プライベートの時間もしっかり楽しめています。

現在は管理職なので自分でシフトを組めますが、昇格前から「実家に帰りたいから連休がほしい」「この日は有給を使いたい」と希望を伝えると、ほとんど通してもらえました。この休みの取りやすさは、非常にありがたく感じています。

「長田さんは素晴らしい支援者です」――利用者様からの手紙は宝物

– 仕事内容について教えてください。

入社後は支援員として、朝夕の食事提供や共用部分の清掃、服薬・金銭管理のサポート、病院や買い物の付き添い、相談対応などを行っていました。

昨年の12月に上長から「管理職をやってみないか」と声をかけてもらいました。2年ほど働いて業務にも慣れ、ステップアップしたいと思っていたので、思い切って挑戦しました。
管理職になってからは、施設運営や関係機関との連絡や調整といった新たな業務が増え、忙しさは増しましたが、利用者様の病院受診にはできるだけ自分が同行するようにしています。現在は4棟を管轄しているため、一人ひとりの利用者様と関われる時間は限られてしまいますが、その分、直接関われる機会を大切にしたいと思っています。

働いてみてどうでしたか?

働き始めてまず思ったのは、想像していたよりずっと楽しいということです。

これまで障がいをお持ちの方と接した経験がなかったので、最初は「どう接すればいいのかわからない」「気持ちをくみ取るのが難しそう」と不安に思っていました。しかし、実際に関わってみると、その不安はすぐに消えました。

– それはなぜ?

ドットホームでは、私たちのサポートがあれば自立して生活できる利用者様がほとんどで、1人で外出される方も多くいます。思っていたよりも、私たちと変わらない日常を送られているんだと感じました。

また、私は人と関わることが好きなので、利用者様と接する時間そのものがとても楽しいんです。支援員として働いていた頃は、大変だと感じることはまったくなく、毎日が楽しい気持ちでいっぱいでした。現在は管理職となり責任は増えましたが、それでも利用者様と関わる時間や仕事のやりがいは変わらず、充実しています。

– 仕事のやりがいは?

一番のやりがいは、利用者様から直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることです。

時にはお手紙をいただくこともあり、「長田さんがいてくれてよかったです」「長田さんは素晴らしい支援者です」といった言葉が書かれた手紙は、私にとってかけがえのない宝物です。家に飾っていて、落ち込んだときに読み返すと、「まだまだ頑張ろう」と自分を奮い立たせてくれる、大きな支えになっています。

– 印象に残ったエピソードや、楽しかったことを教えてください。

印象に残っているのは、利用者様と一緒に行った「お好み焼きパーティー」です。買い物は利用者様にお願いし、包丁や火を使う場面は私たちが見守りながらも、調理のほとんどは利用者様自身にやってもらいました。

普段あまり料理をする機会がなく「料理は初めて」という方もいれば、「家ではやっていたけれど、ホームでは久しぶり」という方もいます。そんな皆さんが、真剣な顔で混ぜたり焼いたりしながらも、笑顔で楽しんでいる姿はとてもほほえましかったです。

最初は「イベントに積極的でない方もいるだろう」と思っていましたが、実際にやってみると皆さん本当に楽しそうに参加してくれて、その笑顔を見ることができたのが何より嬉しかったです。

知識ゼロからのスタートでも大丈夫

– これからの目標を教えてください。

今の一番の目標は、管轄しているグループホームを満床にすることです。まずはその目標に集中していて、正直、昇格などの次のステップまではまだ考えられていません。でも、目の前のことを一つひとつ達成していけば、その先のキャリアにもつながると思うので、全力で頑張っていきます!

– 最後に、就職活動中の学生に向けてメッセージをお願いします!

医療・福祉業界は「専門知識が必要で難しそう」と感じる方も多いと思います。私も学生時代はまったく別の分野を学んでいたので、知識ゼロからのスタートでした。しかし、入社後には研修や先輩の丁寧なOJTがあり、少しずつ学びながら成長することができました。初めての方でも安心して挑戦できる環境だと思います。

就職活動中はたくさんの会社を見ましたが、最終的にドットラインに決めたのは、「働く人がキラキラしている」と感じたからです。入社してからもその印象は変わらず、心から楽しく働けています。

皆さんも「ここなら頑張れる!」と思える会社に出会えるまで、ぜひじっくり探してみてください。そして、人と話すのが好きな方や、人の役に立ちたいという思いを持っている方には、ドットラインはきっとぴったりの職場だと思います。

関連記事

おすすめ記事

TOP