利用者様が100歳の誕生日会で感動の涙!笑顔と“ありがとう”があふれる介護の仕事。

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2024年に新卒でドットラインへ入社した松下さん。学生時代から「輝楽の家 六実」で内定者アルバイトとして働き、4月から介護職員として本格的にキャリアをスタートしました。「働いていてつらいと思ったことは一度もない」「どの業務も楽しい」と語る松下さんに、介護の仕事の魅力ややりがいについてお話を伺いました。

輝楽の家 六実(小規模多機能型居宅介護) 松下 翼

大学卒業後、2024年に新卒でドットラインへ入社。学生時代から「輝楽の家 六実」で内定者アルバイトとして働き、4月から介護職員として本格的にキャリアをスタート。

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地元・千葉で地域に貢献したい。働き始めて感じた温かさ

– これまでのご経歴を教えてください。

大学では人間環境学部で経済や社会問題、特に福祉や地域に関する課題について学びました。地元の千葉が大好きで、地域に関わる仕事ができたら…という思いをずっと持っていました。

2024年にドットラインに新卒入社し、現在は「輝楽の家 六実」という施設で介護職員として働いています。実は入社前から、内定者アルバイトとして同じ施設で勤務していたんです。そのまま4月から正式に配属されて、現場での毎日が始まりました。

ドットラインに出会い、決めた理由は?

私は地元がとても好きで、「地域に貢献できる仕事がしたい」という思いを強く持っていました。就職活動でも千葉で働ける企業を軸に探していたところ、出会ったのがドットラインです。ビジョンである「地域の『困った』を『ありがとう』に変える」に共感し、会社全体で社会課題の解決に取り組む姿勢にも惹かれて、「ここで働きたい」と思いました。

– 新卒で介護職に就くことに、不安はありませんでしたか?

もちろん「大変そう」とか「体力勝負」という話を耳にすることもありました。でも、実際やってみないと分からないなと思って、とにかく飛び込んでみることにしました。

いざ働き始めると、想像していたよりずっと温かくてやさしい現場でした。最初は緊張して、利用者様と何を話せばいいのか分からなかったけど、逆に利用者様の方から声をかけてくださって。そのやさしさに救われて、少しずつコミュニケーションも楽しくなっていきました。

– 実際に働き始めて感じたことを教えてください。

とにかく“温かい”です。クルーの皆さんもフランクで話しやすく、いつも自然体でいられます。
施設の雰囲気も「介護施設」というより「普通の家」のような空間なんです。だから、利用者様も穏やかに過ごされていますし、私自身もリラックスして働けています。

利用者様が昔の思い出や若い頃の話などをしてくださったり、予想していなかった面白いエピソードに出会えることもあり、毎日本当に楽しいです。

もちろん大変なこともありますが、「つらい」と思ったことは一度もありません。本当にここで働けて良かったと感じています。

イベントも日常も、笑顔と“ありがとう”でいっぱいの職場

– 松下さんが働く「輝楽の家 六実」の事業と、仕事内容について教えてください。

私が働いている「輝楽の家 六実」は、小規模多機能型居宅介護というサービスを提供しています。ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、いわゆる“介護のサブスク”のようなものです。

利用者様が施設に通う「デイサービス」、ご自宅に伺う「訪問介護」、泊まりで利用していただく「ショートステイ」の3つを、必要に応じて柔軟に利用できる仕組みです。

仕事内容は日によって異なりますが、例えば出勤後はまずデイサービスを利用する利用者様の受け入れ準備を行います。到着されたら、コミュニケーションを取りながら血圧測定や入浴介助を順番に実施。午後は車で利用者様のご自宅に伺ってサービスを提供し、施設に戻った後にデイサービスを利用していた利用者様をご自宅にお送りする、という流れです。

– 現在の仕事の一番のやりがいは?

やはり利用者様から直接「ありがとう」と言っていただけることですね。

例えば昨日、一人暮らしの利用者様のお宅に伺ったとき、電気のスイッチの紐が切れていたので結び直したんです。私にとっては2〜3分でできる簡単なことですが、ご本人にとっては一人で対応するのが難しく、放っておけば毎日の生活にずっと不便が残ること。それを解消できたことで、本当に喜んでくださいました。

私たちにとっては「ついで」や「ちょっとしたこと」でも、高齢の方には一人で対応することが難しかったり、誰かに頼れるだけで安心できたりすることが多くあります。だからこそ、本当に些細なことでも「今日もありがとうね」と笑顔で言っていただけるんです。

その一言で「もっと頑張ろう」と自然に思えますし、利用者様のこともどんどん好きになっていきます。そうやって仕事がますます楽しくなって、良い循環ができているなと感じます。

– 印象に残ったエピソードや、楽しかったことを教えてください。

今年の4月、利用者様の100歳の誕生日をお祝いしたことが印象に残っています。100歳という特別な節目なので、クルーみんなで盛大にお祝いしました。「100歳おめでとう」と書いた大きいボードを作ったり、ケーキを手作りしたり、紙で作ったお花を飾ったり、ハッピーバースデーの歌を歌ったり。すると、その利用者様はあまりの嬉しさに号泣されて…本当に楽しくて温かい時間でした。

また、季節ごとのイベントも実施していて、先月は流しそうめんをやりました。皆さんが一生懸命そうめんを取る姿は、とても微笑ましかったです。

最初は自信がなくても大丈夫。積み重ねが自信と成長につながる

– これからの目標を教えてください。

まずは介護職員として、さらに専門的なスキルや知識を身につけていきたいです。直近の目標は、介護福祉士の資格を取得することです。将来的には、今の職場で管理職として活躍できるようになりたいと思っています。

– 最後に、就職活動中の学生に向けてメッセージをお願いします!

介護の仕事は大変なこともありますが、その分やりがいも大きく、「ありがとう」と感謝される瞬間がたくさんあります。人の役に立っていることを実感したい方には、とてもおすすめの仕事です。

「人と話すのはちょっと苦手…」という方でも心配はいりません。実は私も最初は人と話すのが得意ではありませんでした。でも、無理に自分から話しかける必要はありません。利用者様が声をかけてくださったときに興味を持って聞き、気になったことを質問してみる。その繰り返しで自然と打ち解けられるようになり、今ではコミュニケーションを楽しめるようになっています。

「介護職なんて自分にできるのかな」と不安に思う方もいるかもしれません。初めてのことに不安を感じるのは誰でも同じですし、最初から全部できる人はいません。介護は繰り返しの作業も多いので、慣れるうちに自然と自信もついてきます。

大切なのは、自信がなくてもまず一歩を踏み出すこと。その積み重ねによって、気がついたら確実に成長できているはずです!

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