みんなで力を合わせるからこそ実現できる成長がドットラインにはある。

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起業や転職を重ね、独学で中小企業診断士を取得し、公的機関の経営支援をされてきた石井さん。昨年七月より、財務部の部長としてドットラインにやってきました。

 前職に腰を据えてからは、順調に仕事ができていたそうです。なのに、あえてドットラインに転職したのはなぜか? 社内経験ゼロでいきなり部長に抜擢された石井さんが感じる、ドットラインで働く醍醐味を伺いました。

財務部 部長 石井暢彦

起業、公的機関での経営支援を経てドットラインの財務部部長に就任。

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挑戦の始まりは、身近な人の課題解決から。起業経験は後から活きてくる。

- ドットラインに転職するまでのキャリアについてお聞かせください

 農業で起業したり、楽器のネット販売や公的機関の経営支援に携わったりしてきたので、ちょっと変わったキャリアかもしれません。起業に興味を持って挑戦し始めてから大学も中退しました。「経営」に興味があるという点はずっと一貫してると思いますが、業種はさまざまだったと思います。

- 現在に至るまでの流れを簡単に教えてください

 まず、大学では経営学と情報通信を学んでいました。といっても当時はあまり興味が持てず、退屈を感じながら講義を受けていました。経営に興味を持ち始めたのは、大学三年生の時に起業への憧れが芽生えてからだったと思います。

 その時はまだどんな業種で起業をするか決めてなかったので、まずは「解決すべき課題」を探すことから始めました。身近な人がどんなことで困っているのか、実際に人に会って聞こうと千葉を一周することにしました。友人と一緒に、文字通り一軒一軒飛び込みで困りごとの聞き込み調査をしました。

 そうして興味を持ったのが農業でした。耕作放棄地にどう手を付けるか、後継者不足をどう解消するか、解決すべき課題がたくさんあって、逆にビジネスチャンスなんじゃないかと思いました。私も友人も農業経験はありませんでしたが、思い切って農家さんに弟子入りさせてもらうことにしました。そのタイミングで大学を辞めました。

 結果的には腰を悪くしてしまい、農業は四年で断念しました。しかし、実地で起業や経営を経験できたことはとても貴重でした。実際に挑戦したからこそ成長を実感でき、それが次の起業や転職につながっていったと思います。前職の公的機関の仕事も、現職のドットラインの仕事も、過去の挑戦の上に成り立っているように感じています。

一人では気付けない成長の余地は、優秀な人と一緒に働くことで初めて見えてくる。

- 安定した公的機関の仕事を手放し、ドットラインに転職したのはなぜですか?

経緯としては、農業を一緒に始めた友人と垣本社長が高校の同級生で、交流を重ねていく中でオファーをいただいたからです。

 友人を介して知り合ってから、お互い起業家として話す機会が何度かありました。達成したいと話していたことが、次に会う時には達成されていて、事業が急成長している様子をいつも伺っていました。

 垣本社長の行動力は本当に普通じゃなくて、人脈の広げ方も情報の集め方も飛び抜けていました。街中で見知らぬ人に声をかけ、そこからビジネスチャンスを見つけるような突拍子もない行動もするし、本や人から学んで着実に次のビジョンを固めていくし、社長としての実力の高さを感じていました。

 そんな垣本社長から、「中小企業診断士の資格を活かして、財務と経営企画全般を任せたい」とオファーをいただきました。いきなりの部長登用でしたが、会社の成長に合わせて自分も成長できると思えたので、転職を決意しました。

- 社長についていけば間違いない、という安心感が大きかったのでしょうか?

 もちろんそれも大きいですが、実はもう一人、決め手となった人物がいました。

 転職を決意するまでに二ヶ月ほど悩んでいたのですが、その頃に井伊部長とお話しする機会がありました。その時は井伊部長の考え方や働き方を伺えたのですが、それがとても印象的でした。会社の現状分析から課題解決、ビジョンの実現まで、筋道や見通しが映像のように鮮明で、能力の高さが垣間見えました。

 それまで私はいろんな会社の経営支援にも携わっていたので、社長一人が優秀でも組織は伸び悩むということはわかっていました。成長する企業は、社長以外にも優秀な人材がそろっているものです。井伊部長がいることで、ドットラインはその条件を満たしていると思えました。

 さらに井伊部長からは、今のドットラインに入社することのメリットを、「会社の成長」と「個人の成長」という二つの軸で聞かせていただきました。

 勉強や経営支援だけでは得られない、実際に組織を動かす経験ができること。一人では得られない、チームで挑戦することで初めて得られる成長の余地があること。組織の成長と個人の成長がリンクしている、という話を伺い、そんな機会を提案してくださっていることに心を動かされました。

 社長だけでなく、同僚にもこんなすごい人がいる会社なら間違いない。自分もそこに加わることで、会社の成功や同僚の成長に貢献したい。そう思えたことが大きかったです。

自分の成長を求めることが、会社への貢献になり、「幸せの循環創造」につながる

–      実際に入社してみて、仕事内容はいかがですか?

 自分の挑戦が会社の成長につながっている実感があるので、とてもやりがいを感じています。財務部はいわば「守り」の役割を担う部署で、一般的な企業であればリスクの分散や支出の管理を担う部門です。赤字にしない収支管理がメインの部署なので、直接的に売り上げに貢献できるわけではありません。

 しかしドットラインの財務部は、時に「攻めの資金繰り」に挑戦することがあります。急成長している組織では、「成長を止めない」ための資金調達が必要になるからです。積極的に銀行からの融資を増やし、間接的に事業の成長に貢献できることも、やりがいを感じる重要な要素になっています。

 これは、成長産業に挑戦しているベンチャー企業ならではの状況かもしれません。右肩上がりで成長しているために人手が足りず、システムが追い付かない局面も度々訪れます。しかし、その困難を乗り越えて各事業部から成功や成長の報告を聞ける時は、一緒に挑戦してよかったと思えます。

 挑戦の結果は、数字からも読み取ることができます。社員も融資も売り上げも伸び続けており、会社としては今年も二倍成長を続けられています。私たちの部署は、お金の循環を生み出すことで、「幸せの循環創造」に貢献しているんじゃないかと感じています。

 

- ドットラインで働く中で、石井さん自身にはどのような変化がありましたか?

 「レイヤーが上がる」というのでしょうか。視野が広がって、いろんな景色が見えるようになってきた実感があります。以前は聞いてもピンとこなかった話が理解できるようになってきたり、同じ言葉でもより深い意味に気付けるようになってきました。これは、ドットラインで事業全体を見通す役割を任せてもらえたことが大きかったですね。

 事業全体を見ることは、農業で起業した時も中小企業診断士として転職した時も意識していたことでした。しかし、小さな会社で働くだけ、割り当てられた役割をこなすだけでは、狭い範囲でしか仕事を捉えられていなかったと思います。

 役割や立場が変わることで見える景色が変わるという感覚は、他の会社や団体でも経験できます。しかしドットラインの場合、会社が急成長しているがゆえに、役割が変わらなくても視野が広がっていく感覚があります。会社の成長に合わせて、個人も一緒に成長していける。会社の成長に貢献することで、自分自身も成長できる。そう思えるようになったことが、私自身の最大の変化かもしれません。

 - これからの挑戦や成長について、石井さんの考えをお聞かせください

 成長のために、失敗や挫折はつきものです。ドットラインも私も、それを乗り越えてきたからこそ今があると思っています。右肩上がりで成長を続けるためには、これからもさまざまな壁を乗り越えていく必要があります。

 私個人としては、財務のプロフェッショナルとしてさらに会社に貢献していきたいと考えています。個人の成長が会社の成長になり、会社の成長が個人の成長になる、この環境を財務の面から守っていきたいです。

 どんなに優れた人でも、一人で大きな挑戦はできません。一人でがんばることには限界があることを、私も実際に起業して感じてきました。だからこそ、挑戦するための環境を守ることで、一緒にチームや会社に貢献していけたらと願っています。

 ドットラインには成長や挑戦のための土壌があるので、そこに有能な人が集まっていけば可能性は無限大だと思います。私自身も「替えの効かない人材」になれるよう、引き続き挑戦と成長を続けていきます。

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