新卒でドットラインに入社し、今年で4年目を迎えた高橋さん。今年3月には、複数拠点を管轄するフィールドマネージャー(FM)へと昇格しました。今回は、そんな高橋さんのこれまでの歩みと成長の裏側について、入社当初から成長を見守ってきた事業部長・本多さんとともにお話を伺いました。

原点は“療育への想い”。地元・千葉でキャリアを築く

– これまでのキャリアについてお聞かせください。
(高橋さん)高校卒業後、明治学院大学 社会学部 社会福祉学科に進学しました。弟が障がいを持っており、中学生の頃から療育の仕事に就くと決めていて、大学のゼミでも知的障がいのある子どもたちの支援に特化した活動を行っていました。就職先にドットラインを選んだのは、「地元・千葉で働けること」「療育に関われること」「一般企業ならではのスピード感があること」という3つの条件をすべて満たしていたからです。
入社後は児童指導員として現場で経験を積み、2年目の1月に教室長に就任しました。さらに、昨年9月からは新たに開所した拠点も担当することになり、2拠点の教室長を兼任するようになりました。今年3月からは、フィールドマネージャー(FM)として3拠点を統括するポジションで働いています。
– 本多さんから見た高橋さんの印象は?
(本多さん)最初の印象は、一言でいうと「真面目」ですね。隙が無く、まっすぐで、良くも悪くも遊びが少ない印象でした。
その印象は今も大きくは変わっていません。ただ、真面目ではあるけれど頑張りすぎて突然折れてしまうような危うさはなく、「柔軟性のある真面目さ」だなと、今はより良い印象を持っています。
問題解決の方法や成長の仕方を「真面目」に考えたときには、いろんな手法があるし、いろんな考え方がありますよね。1つの方法に固執することなく、目的達成のため柔軟にやり方を変えられる、決して頭が固いわけではなく、目的に対してまっすぐな真面目さを持った方だと思っています。
立場が人をつくる。提案の質とスピードが導いた成長

– 本多さんから見て、高橋さんが特に成長したと感じたのはどんなところですか?
(本多さん)高橋さんが教室長からFMに昇格して大きく変わった点は、提案の質ですね。しっかり情報整理して提案を伝えることで、上長が検討に費やす時間や決裁のスピードが変わってくる。それを理解して、意識して実践しているのが伝わってきます。
また、抽象的な表現になってしまうんですが、顔つきが変わりましたね。「立場が人を作る」という言葉の通り、責任の大きさに伴って、きりっとしてたくましい顔つきになった気がします。
高橋さんが教室長になったばかりの頃は、個人的な気持ちとして「がんばれ!」という応援の気持ちで見守っていました。教室長としての業務を一通り経験し、自信を持って動けるようになった姿を見たときは、「よくやったね!本当に成長したな」と感じました。
ただ、FMになると、そこからもう一段レベルアップが求められます。提案の仕方や会議での発言など、ひとつひとつの行動にさらに鋭さが出てきていて、確実に次のステージへ進んでいるなと感じます。
(高橋さん)自分では顔つきが変わった実感はあまりないんですが(笑)、FMに昇格してからは、やはり今までとは大きく変わったと感じています。
今はちょうど新卒社員が入社し、育成にも力を入れなければならない時期です。その中で、FMという立場で現場業務にも関わろうとすると、どうしても物理的に限界が出てくる場面があります。そんなときに、「これは現場のクルーに任せるべきか」「一度教室長に下ろして進めた方がいいか」など、業務の優先順位をつけて、誰にどう振り分けるかを考える必要があります。
その判断のスピードや情報の取捨選択の早さが、教室長の頃よりも確実に求められていて、今は視野をもっと広く持ちながら動く力が必要だと感じています。「何をどう判断して、どう実行に移すか」を日々考えながら、悩みつつも前に進んでいるところです。
– スピードを意識することが、提案の質の向上にもつながったと感じますか?
(高橋さん)そうですね。例えば最近、私のチームに新しく教室長に昇格したクルーがいるので、指示を出す際にはレクチャーも兼ねる必要があります。でも、「まず説明して、あとで指示を出す」だと手間も時間も倍かかってしまうので、最初から要点をまとめて、一度でしっかり伝えるようにしています。
後から「これはどうしたらいいですか?」と聞かれないように、伝える内容に抜けや漏れがないように意識しています。そのような意識が、結果として提案や指示の質にもつながっていると感じます。
「頑張りたい」を応援してくれる場所、それがドットライン

– 今後の目標について教えてください。
(高橋さん)まずは、現在担当している3つの拠点で、売上・利益目標を達成することが最優先です。昇格して間もないこともあり、今は拠点数を調整していただいていますが、将来的にはさらに多くの拠点を任せてもらえるよう、マネジメント力を高めていきたいと思っています。
そしてもう一つ大切にしているのが、私が療育の仕事を志した原点です。「どんな障がいを持つお子さんも、誰ひとり取りこぼさない社会をつくりたい」という想いを、今のFMという立場だからこそ実現に近づけるチャンスだと思っています。このポジションを活かして、少しでも社会を理想に近づけられるような仕事ができたら嬉しいです。
– 就職活動中の学生に向けてメッセージをお願いします。
(高橋さん)ドットラインは、現場だけでなく、マネジメントや数値管理、さらには採用活動にも関わるチャンスがあります。特定の仕事だけに留まらず、頑張った分だけ成長できる環境です。「頑張りたい!」という想いを持っている方に、ぜひ飛び込んできてほしいです!
(本多さん)就活って、限られた時間の中で「新卒で働く企業」という人生を左右する大きな選択をしなければならないので、本当に難しいですよね。情報は溢れているけれど、実際に働いてみないと、その会社のことを100%理解するのは不可能です。どうしても、表面的な20〜30%の情報で判断することになると思います。
だからこそ、「今見えていること」だけじゃなくて、「この会社で自分が活躍できるか」「成長できるか」を想像できるかどうかが大事だと思っています。未来は不確かですが、少しでも「ここで成長できそう」と思えるなら、あとは自分の頑張り次第でどうとでもなります。
ドットラインは、これからも成長し続ける会社です。
今これを読んでいる皆さんが、もしドットラインに対して不安を感じていたとしても、実際に入社する頃にはその課題が解消され、さらに新たなステージへと進んでいるかもしれません。そんな変化の中で、新しい仲間として一緒にチャレンジし、ワクワクしながら成長していきたい──そう思える方にとって、ドットラインはきっとぴったりの場所だと思います。