知識や経験より、まず楽しさ。スタッフ同士の支え合いで着実にレベルアップ

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児童発達支援をおこなう「かがやきのまち」で児童指導員として働く佐々木さん。「さまざまな年代の子どもと関わる仕事がしたい」という想いから放課後等デイサービスを選び、未経験から障がい児支援の道に飛び込みました。

 現在、入社2年が経った佐々木さんは「これからもドットラインで働き続けたい」と笑顔で語ります。その理由は子ども想いの温かい社員ばかりの職場で、相談しやすく意見も出しやすい環境があったからだそう。

 今回のインタビューでは、ドットラインの雰囲気や未経験からでも働きやすい職場について詳しくお話を伺いました。

かがやきのまち 長沼原教室 児童指導員 佐々木羽来

さまざまな年代の子どもと関わる仕事がしたいという想いから、未経験で障がい児支援の道へ。

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放課後等デイサービスの中身も知らずに説明会へ。学校教員の知人からの紹介がすべての始まり。

- これまで福祉とは全く関係のない仕事をしていた佐々木さんが、放課後等デイサービスで働くまでの経緯を聞かせてください。

 短大の英文科を卒業後、アパレルショップで1年ほどアルバイトをしていました。もともと卒業後は語学力を身につけるため、留学しようと思っていました。しかし、コロナの影響でそれが難しくなり、当時一番興味のあったアパレルで働き始めたという経緯です。

 転職を考えたのは正社員として働きたいと思ったからでした。アパレルで正社員になることも考えましたが、給料の低さや転勤の多さを考えると違う職業に転職したかったです。留学もアパレルも、これまで自分の好きなことを大切に進路を選んできた私は、次の仕事も自分の好きなことにしようと決めていました。その時に思い浮かんだのが子どもと関わる仕事でした。

 小学校の教員をしていた知人に「資格がなくても子どもと関われる仕事に就きたい」と相談した時、紹介されたのが放課後等デイサービスでした。当時私は、放課後等デイサービスの存在すら知りませんでした。しかし、資格がなくてもさまざまな年代の子どもと関わることができると知り、まずはどこかの会社の説明会に行こうと思いました。

- そこでドットラインの説明会に行ったというわけですね。

 はい。就活サイトで千葉県にある放課後等デイサービスを調べていた時に、一番最初に出てきたのがドットラインでした。求人を見て気になったのが、給与の高さや地域密着のため転勤がないということでした。とても条件の良い会社だというのが第一印象で、まずは話を聞いてみたいと思いました。

 お恥ずかしい話ですが、私は説明会に行くまで、放課後等デイサービスが障がい児を専門とする施設だということをわかっていなかったんです。障がいを持つ子も持たない子も、みんなが放課後に通う学童のようなものだと思っていました。

 初めのうちこそ仕事内容すら理解していませんでしたが、話を聞くうちに放課後等デイサービスの指導員はとてもやりがいのある仕事だとわかりました。自立をサポートし、子どもができることを増やすお手伝いができる。それが子どもや保護者が抱える悩みの解決につながる。改めて放課後等デイサービスで働きたいと思いました。

説明会も、見学も、実際の職場も。スタッフ同士の関わりと、子どもとのやりとりが何よりの好印象。

- ドットラインに転職を決めた理由はなんだったのでしょうか?

 説明会の後、実際にかがやきのまちの事業所を見学させてもらいました。その時に子どもへの接し方やスタッフ同士の雰囲気を見て、ここで働きたいと強く思いました。

 まず、子どもとスタッフが友達のような距離感で接していたのが印象的でした。先生と生徒という上下の関係ではなく、フラットな関係を築いていたので、私が理想とする子どもとの関わり方だと感じました。

 また、スタッフ同士の仲がとても良く、楽しそうに働いていたのも印象に残っています。「子どもたちが楽しく通える施設を作るために、まずはスタッフが笑顔で働ける環境作りを大切にしている」と、後から伺いました。子ども想いの素敵な職場だと心から思いましたし、見ているだけでもその雰囲気が伝わってきました。スタッフや子どもの表情や空気感が入社の大きな決め手でした。

- 実際に入社されていかがでしたか?

 見学の時に抱いていた印象そのままの職場で安心しました。障がいを持つ子どもと関わった経験がなかったのでとても不安でしたが、皆さんとても温かく相談しやすかったのがありがたかったです。一つ一つ壁を乗り越えていくことができました。

 入社して一番初めに戸惑ったのは、障がいの種類は同じでも子どもたちの性格によって支援の仕方が異なるということでした。事前に本やインターネットを使って勉強していましたが、それをそのまま目の前の子どもに当てはめても上手くいかないことばかりでした。しかし、その度に周りのスタッフが何が間違っているのか教えてくださったので、その日のうちに不安や疑問を解消できました。

 また、かがやきのまちでは朝と夕方の2回ミーティングを行っています。困っていることを投げかけると、スタッフの皆さんが自分の経験や知識を共有してくださいます。スタッフの中には保育士や児童福祉士の資格を持つ方もいて、1日のうちでもいろいろな角度から支援の仕方を学ぶことができます。そういう環境が整っていたことも、とてもありがたかったです。

自分の挑戦にも、みんなからのサポート。知識や経験も着実に積み上げたい。

- 入社して感じた、かがやきのまちならではの魅力を聞かせてください。

 かがやきのまちは経歴も年齢もさまざまなスタッフが働いていますが、スタッフ同士フラットに関われるのが魅力だと感じています。立場に関係なく、未経験で年齢も若い私の意見を積極的に取り入れてくださるのがとても嬉しいです。

 以前、私の提案でハロウィンパーティーを開いたことがありました。かがやきのまちでは季節に合わせて子どもたちが楽しめるイベントを企画しています。毎年決まったものはなく、その時の子どもたちの性格や年齢に合わせてスタッフ同士で意見を出し合いながらイベントを作り上げています。

 私がかがやきのまちの事業所合同でパーティーをやりたいと提案すると、スタッフの皆さんが実現に向けてアイディアを出し合ってくださいました。スタッフ一人ひとりの成長を周りが積極的に後押しする環境はドットラインならではだと思いました。その雰囲気があるからこそ、やりたいと思ったことを素直に提案できたんだと思います。

 

- 着実に経験を積み重ねる佐々木さんの今後の目標を聞かせてください。

 入社してもうすぐ2年がたち、子どもたちとの信頼関係も築けるようになりました。ですが、まだ苦戦していることもたくさんあります。今は衝動性が強く椅子に座るのが苦手な子にどのように声がけするべきかに苦戦しています。スタッフ全員で意見を出し合いながら、試行錯誤の毎日です。子どもの目線で気持ちに寄り添いながら、効果的なサポートができるようになりたいですね。

 また、今後は保育士の資格を取得したいとも思っています。保育士の資格の勉強をすると、障がい児福祉や集団生活へ適応するための支援の仕方なども学ぶことができるからです。子どもたちの自立に一つでも多く貢献するため、日々学び続けたいです。

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