経理課の立ち上げメンバーとしてドットラインに入社し、創業期から会社の成長を支えてきた高梨さん。2024年10月に「ドットワーク(就労継続支援B型)」へ社内転職し、現在はフィールドマネージャーとして活躍されています。今回は、管理部門から事業部への転身を決めた背景や、ドットワークで働くやりがいについて、お話を伺いました。
💡ドットワーク(就労継続支援B型)とは
年齢や心身の不調などにより、一般企業で働きたくても働けないという方に向け、必要なビジネススキル習得などを支援しながら、実際の生産活動を通じて自分らしい働き方を実現するサービスです。「週一日からでも働きたい」「ビジネススキルを得たい」など、一人ひとりのニーズに合った支援を行い、社会とのつながりを深めるきっかけを生み出します。
事業拡大のタイミングで飛び込んだ、新たなフィールド

– これまでのキャリアについて教えてください。
大学では建築を専攻し、卒業後はベンチャーのハウスメーカーに入社しました。ただ、当時は朝9時から深夜3〜4時まで働くことも珍しくなく、体調を崩してしまって。半年ほどで退職し、一度実家に戻り、地元で約1年間農業をしながら過ごしました。
体調が回復してからは、友人が経営する高齢者施設向けの給食事業を展開する会社へ入社しました。そこでは採用や経理、総務など管理部門の業務を一人で担当していました。幅広い業務を経験できた一方で、経営者との距離が近い分、仕事を進める中で意見が合わなくなることもありました。
そんな中、別の友人の紹介で知り合った垣本社長から「ドットラインに経理課を立ち上げたい」という話をいただきました。ゼロから組織づくりに携われることに魅力を感じ、その立ち上げメンバーとして入社することを決めました。
現在は社員数が2,500名を超える組織になりましたが、当時のドットラインはまだ社員数も100名に満たない小さな会社でした。今のような体制や仕組みもほとんどなく、みんなで調べながら手探りで一つひとつ形にしていったのを覚えています。
その後、経理の専門メンバーが入社したことをきっかけに総務へ異動し、課長としてマネジメント業務に従事しました。 そして2024年10月に「ドットワーク(就労継続支援B型)」へ社内転職し、施設長を約1年経験した後、フィールドマネージャーに昇格。現在は複数の事業所の運営やマネジメントを担当しています。
– 「ドットワーク(就労継続支援B型)」に社内転職しようと思ったきっかけは?
当時、ドットワークでは事業責任者を中心に事業の立て直しが進められていました。その結果、各事業所の月間売上が1年で2倍以上に伸びるなど、大きな成果が出ていたんです。
事業が順調に成長したことで、新規出店を含めてさらに事業を拡大していく方針となりました。一方で、事業所数の増加に対して管理職が不足しており、現場を担う人材の育成が課題となっていました。
そんな中、当時の事業責任者から「施設長として現場の運営に挑戦してみないか」と声をかけていただいたんです。
以前から、いつか事業部の管理職をやってみたいという気持ちがありました。総務の仕事にもやりがいはありましたし、会社全体を支える大切な役割だと思っています。ただ、事業部は目標や成果が目に見えやすく、自分の取り組みが事業の成長にどうつながったのかを実感しやすい環境です。そうした現場で、自分の力を試してみたいと考えていました。
だからこそ、お話をいただいたときは「まさに願っていたチャンスだ」と感じました。事業が大きく成長しているタイミングでもありましたし、自分自身にとっても新しい挑戦ができる機会だと思い、ドットワークへの社内転職を決めました。
想像以上に面白い、ドットワークの仕事

– ドットワークで働くやりがいを教えてください。
ドットワークの仕事は、皆さんが想像しているよりずっと面白いと思います。
就労支援の仕事というと、あらかじめ決められた支援を行うイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、ドットワークでは現場のスタッフからの提案を大切にしています。利用者様への新しいプログラムの企画や業務改善のアイデアなど、自分の考えを発信し、実際の取り組みとして形にしていくことができます。
例えば、新卒1年目のスタッフが発案した「一般就労を目指す利用者様向けのスキルアッププログラム」は、1つの拠点で成果を上げたことで、他の拠点にも展開されました。また、前職で営業職を経験していたスタッフからは「事業所の魅力を関係機関へ効果的に伝えられる人材を増やしたいので、自分が講師となって研修を実施したい」という提案があり、実際に社内研修を開催したこともあります。
もちろん、管理職として資料作成のフィードバックなどのサポートは行いました。ただ、最初から答えを与えるのではなく、「自分で考え、行動しながら成長してもらうこと」を大切にしています。その挑戦を後押しするのが、私たち管理職の役割だと思っています。
また、管理職として働くうえでは、目標や役割が明確で、自分の取り組みが事業所の成長や利用者様への支援の質向上につながっていることを実感しやすい点にやりがいを感じています。目標に向かって試行錯誤しながら、自分の行動が成果につながっていく過程がとても面白いですね。
– 管理職として何か取り組んでいることはありますか?
現在力を入れていることの一つが、事業部間の連携強化です。
以前は、「ドットワーク(就労継続支援B型)」と「ドットホーム(障がい者グループホーム)」の間で情報共有が十分にできていませんでした。1人の利用者様が両方のサービスを利用しているケースも多いのですが、それぞれの事業部が個別に支援を行っていたため、同じ会社で運営している強みを十分に生かしきれていなかったんです。
そこで、利用者様の情報や支援内容を一元管理できる顧客管理システムを導入しました。これにより、関係するスタッフが同じ情報をもとに利用者様の状況や支援内容を確認できるようになり、事業部間の連携が取りやすくなりました。その結果、利用者様一人ひとりに対して、より一貫性のある支援を提供できる体制づくりが進んでいます。
私たちが目指しているのは、利用者様や関係機関の方々に「ドットラインに相談すれば安心」と思っていただける状態です。利用者様にとってより良い支援を提供することはもちろん、関係機関の皆さまにとっても連携しやすい環境を整えていきたいと考えています。
💡ドットホーム(障がい者グループホーム)とは
比較的軽度な精神障がいや知的障害のある18〜65歳の方が、支援を受けながら共同生活を送る住まい。利用者様の約7割が、日中は就労継続支援B型や生活介護などのサービスを利用しています。
地域の「困った」を真っ先に相談される存在へ

– 今後の目標を教えてください。
まずは、利用者様や関係機関の方々から「ドットラインに相談しておけば間違いないよね」と言っていただけるような事業にしていきたいです。
実は来月、新しい事業所の開所を予定しているのですが、そのきっかけは利用者様からの声でした。地域の障がいのあるお子様を持つ保護者会に参加した際、「この近くにドットワークをつくってほしい」というご要望をいただき、それが実際の開所につながったんです。
こうした声をいただけるのは、地域から必要とされている証拠だと思っています。今後も利用者様や関係機関の方々から信頼され、「困ったときはまずドットラインに相談しよう」と思っていただけるような事業所づくりを進めていきたいですね。
もう一つの目標は、スタッフが楽しく、やりがいと誇りを持って働ける環境をつくることです。利用者様に良い支援を届けるためには、まずスタッフ自身が前向きに働けていることが大切だと思っています。一人ひとりが成長を実感しながら、「この仕事をやっていて良かった」と思える組織をつくっていきたいです。
ドットワークを地域から選ばれる事業にすること。そして、スタッフが誇りを持って働ける組織をつくること。この2つが今後の目標です。
– 最後に、就活中の学生さんに向けてメッセージをお願いします!
ドットワークは、年齢や経験に関係なく、一人ひとりの挑戦を後押しする文化があります。
「こんなことをやってみたい」「利用者様のためにもっと良い支援を考えたい」といった想いがあれば、管理職や先輩がしっかりサポートしてくれます。失敗を責めるのではなく、次の成長につなげていこうという文化があるので、安心してチャレンジできると思います。
また、利用者様の成長を間近で見られることも、この仕事ならではの魅力です。自分の関わりによって誰かの人生が少しずつ前向きに変わっていく。その喜びや達成感は、他ではなかなか味わえないものだと思います。
「新しいことに挑戦したい」「誰かの成長を支える仕事がしたい」。そんな想いを持っている方は、ぜひドットワークに飛び込んできてください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

