地域・会社・同僚の理解がある。子育てしながらでも働きやすい、ドットラインの保育の仕事

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「みらいのまち保育園」で保育士として働く遠藤さんは、パート入社から社員になった三児の母。子育ての経験を活かし、日々子どもの支援に向き合っています。

 遠藤さんがドットラインに入社したのは、新しくオープンする保育園で、家庭を大切にした柔軟な働き方ができると知ったから。実際、「会社や同僚の理解があり、みんなで協力しながら子どものお世話ができるから、新しい保育園でも心にゆとりを持って働くことができている」と言います。

 ドットラインの働きやすい環境とはどのようなものなのでしょうか? 入社の経緯や現在の働き方まで詳しく伺いました。

みらいのまち保育園 保育士 遠藤祥恵

三児の母。未経験から保育士に、そして三年で園長に

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母になったことを機に、一度は憧れた保育の世界へ

- 遠藤さんのこれまでのキャリアを聞かせてください。

 専門学校卒業後、4年ほど美容部員として働いていました。出産を機に退職し、しばらくは家事や育児にてんてこまいの日々を過ごしていました。 

 保育の仕事を始めたのは、2人目が生まれて少ししてからのことです。友人に「そろそろ何か仕事がしたいんだけど、子育てしながらでも働けるところないかな」と相談したところ、「人が足りなくて手伝って欲しい」と紹介されたのが保育補助の仕事でした。

 昔から小さい子どもが大好きだった私は、美容の世界に出会うまで、保育の仕事に憧れを抱いていました。ただ、資格がないと働けないと思っていたので、声をかけてもらったときは本当に嬉しかったです。

 子育ての経験を活かすことができるかもしれないと思い、まずは保育士のサポートという形で働き始めました。

- 初めは保育補助員として働いていた遠藤さんですが、その後保育士の資格を取得したと伺いました。

 はい。子どもに囲まれながら仕事ができることは本当に幸せで、だんだんとこの仕事に長く携わりたいと思うようになりました。

 しかし同時に、保育補助という立場にもどかしさを感じていました。保育士と保育補助員とではできる仕事に大きな違いがあったからです。私の主な仕事は、子どもの簡単なお世話や掃除をすることでした。保育士の先輩方のように主体的に子どもに関わり、日々の遊びの提案などもしてみたいと思ったのが資格を取ろうと思った理由です。

 家事と仕事を両立させながら資格の勉強をするのはとても大変でしたが、数年かけて無事資格を取得することができました。その後は別の保育園に転職して、1年半ほど働きました。

- ドットラインに転職するまでの経緯を聞かせてください。

 引越しを機に退職し、しばらくは仕事から離れて生活していました。というのも、前職をやめてから夫が体調を崩してしまい、入院をしていたんです。家庭のことが落ち着いたら仕事を再開させたいと思い、1年ほど休職しました。

 夫の体調が回復し、求人サイトで新たな保育園を探していたときに出会ったのがドットラインでした。家から通いやすく、時短勤務も可能と書かれていたので興味を惹かれました。

 また、その求人が新規オープン園の募集だったことも興味を惹かれた理由の一つでした。新しい保育園なら、全員と一から関係性を構築することができるので、人間関係に悩むことも少ないのではないかと思いました。保育園の立ち上げに関わった経験はなかったので不安もありましたが、まずは面接に応募しようと思いました。

子育てしながら保育園の新規立ち上げ⁉︎ みんなの理解があるから叶う、家庭も仕事も両立させた働き方。

- 面接を受けていかがでしたか? 

 堅苦しさが全くなく、とても温かい雰囲気だったので、まずはとても安心しました。新しい保育園で働けることが楽しみな反面、不安に思っていることを伝えると、「みらいのまち保育園はすでに2園オープンしているのでノウハウがあり、全て一から作り上げることはない」と説明していただきました。私にもできるかもしれないと思いました。

 また、ドットラインが家庭を大切にしながら働くことをよく理解してくれる会社だと感じたことも、入社の大きな決め手となりました。「夫の病気や子どものことで迷惑をかけてしまうかもしれない」と伝えると、「無理のない範囲で少しずつ働いてみるのはどうですか」と私の希望に寄り添った勤務日数や時間を提案をしてくださいました。

 面接の中で一つずつ不安を解消してくださったので、ここで働きたいという気持ちが次第に強くなっていきました。即日合格の連絡をいただき、まずはパートの保育士として働くことを決めました。

- 実際に働いてみて、職場の様子はいかがでしたか?

 一緒に働く先生方がとにかく温かかったです。職場には子育てしながら働く先生も多く、子どもの学校行事や習い事の都合で早退すると伝えても、みなさん心良く対応してくださるので本当にありがたかったです。

 実際、保育園を立ち上げることもあまり大変だと感じませんでした。他のみらいのまち保育園で働いていた先生が、運営の仕方を共有してくださったので戸惑うことがなかったです。また、皆で助け合いながら仕事を進められたことも大変だと感じなかった理由の一つでした。

 保育園の業務は、子どものお世話だけではなく、掃除や事務作業、制作など多岐にわたります。教室では常に「今何してる? 何か手伝えることある?」という言葉が飛び交っていました。教室もワンフロアで設計されていて仕切りがなく、先生同士の連携や声かけがしやすかったです。

- 仕事と家庭の両立という観点での働きやすさはいかがでしたか?

 とても働きやすいです。みらいのまち保育園は残業が全くないんです。これまでの経験上、保育士なら残業や持ち帰り仕事は当たり前だと思っていたのでとても驚きました。小規模保育は担当する子どもの人数が少ないということもありますが、やはり皆で協力しながら仕事ができるおかげだと感じています。

 私はもともとパートから働き始めましたが、現在は正社員として働いています。正社員になってもその働きやすさは変わりません。家庭の都合もありフルタイムで働くことは難しいのですが、業務時間を固定していただきその中で仕事をこなしています。

働きやすさが生み出す心のゆとり。そこから生まれる一人ひとりに向き合った丁寧な保育

- 遠藤さんの今後の目標を聞かせてください。

 子どもたちも大きくなり、仕事に注げる時間が増えてきました。なので、今はフルタイムで働くことを目標としています。

 また、子ども一人ひとりに向き合いながら丁寧な保育を実現したいと考えています。ドットラインに入社してから、これまで以上に子どもたちの日々の小さな変化に気付けるようになりました。以前は日々の業務に追われ、変化に気付く心のゆとりがなかったのだと思います。今は、先生同士で子どもたちの成長を喜び合う場面も多く、とても幸せです。

 これからも、子どもたちの変化を見守りながら、できることを一つずつ増やすお手伝いができるように、仕事と家庭を両立させ続けたいです。

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