教員志望から児童発達支援へ、未経験から管理職へ。「ルール」を活かして成長を加速させる、ドットラインのサポート体制に迫る

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児童発達支援をおこなう「かがやきのまち」で主任を務める金子さん。もともとは学校教員を目指していましたが、「学校では一人ひとりに合わせた教育ができない」と感じ、放課後等デイサービスで働くことを決めました。

 そんな金子さん、福祉の分野は未経験からの挑戦にも関わらず、主任に抜擢されたのは入社わずか五ヶ月後。ここまで早い成長ができたのは、ドットラインに悩みを迅速に解決するためのルールがあったからだと言います。

 今回のインタビューでは、未経験という壁を乗り越えて主任になった経緯や、スピード感を持って成長できるドットラインのルールについて詳しく伺いました。

かがやきのまち 都町・都町第2教室 児童指導員 金子一馬

教員志望から一転、福祉の世界へ。未経験の壁を乗り越え、入社五ヶ月後に主任に抜擢。

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自分のやりたい教育とは? 経験や関心を活かせる仕事を求めて 

- まずはこれまでの経歴についてお聞かせください

 大学卒業後は地元の水泳教室で先生をしていました。ですが、体力的な厳しさから「安定して長く働ける仕事に就こう」と現在の放課後等デイサービスに転職しました。放課後等デイサービスを転職先に選んだのは、学校の教師を目指して挫折した過去の経験があったからでした。

- どんなところで挫折したのか、教えていただけますか?

 まず私が教師を目指そうと思ったのは、中学の担任の先生に憧れたからでした。授業だけでなく進路や生活の相談にも付き合ってくれて、卒業後も生徒から慕われるような先生でした。私もこの先生のように生徒一人ひとりの人生に寄り添えるようになりたいと思って教師を目指しました。

 しかしいざ教育実習に行くと、一人ひとりと向き合うことの難しさを痛感しました。一クラス四十人ほどの生徒がいると、どうしてもみんなから遅れてしまう子も出てきます。自分一人では全員をサポートしきれないもどかしさを感じました。さらに、授業準備や部活指導などで自分の時間も取れず、理想と現実のギャップに心が折れてしまいました。 

 それから教師は諦め、水泳教室で働くことにしたのですが、いずれ教員免許を活かせる仕事に就きたいとは考えていました。水泳教室で子どもにスイミングを教えつつ、転職先を探し、その中で放課後等デイサービスを見つけました。これなら子ども一人ひとりに寄り添った関わり方ができ、自分に向いているのではないかと思って興味を持ちました。

- 数ある放課後等デイサービスの中で、ドットラインを選んだのはなぜですか?

まず私は、放課後等デイサービスでどのようなことが行われているのかさえ知りませんでした。なので、具体的なプログラムや業務内容から調べてみることにしました。そこで見えてきたのは、目的別に療育をおこなう施設が多いということでした。勉強だけ、運動だけ、というプログラムが多かったのです。

 しかし、ドットラインが運営する「かがやきのまち」は、もっと多様なプログラムが用意されていました。勉強や運動だけでなく、英会話やプール、農作業などもあり、子どもたちにいろいろな経験をさせてあげられそうでした。

 かがやきのまちは施設自体も比較的新しく、教室の仕組みから作り上げていくこともできそうな印象でした。自分で工夫して子どもたちに合わせたプログラムを届けられるのは大きな魅力だと感じ、ここで働いてみたいと思うようになりました。

 実際に見学に行ったところ、子どもたちものびのびと過ごしていて、実際に一人ひとりに合った療育がおこなわれていることがわかりました。かがやきのまちなら、自分が理想とする子どもとの関わり方が実現できるはず。そんな期待をもって入社を決めました。

いきなり挑戦ができる環境と、それを乗り越えるための明確なルール

- 期待を持って入社して、実際はいかがでしたか?

 障がいのある子どものサポートも放課後等デイサービスの仕事も初めてだったので、いろいろと苦労しました。

 最初に配属されたのは、オープンを控えた新しい教室でした。一から教室を作り上げられることにはワクワクしていたのですが、ただでさえ初めてのことだらけです。利用の条件や一日の流れすら知らなかったので、最初は状況を理解するだけでも苦労しました。

 特に、オープン初日は苦労の連続でした。事前に準備した上で、最初のプログラムのリーダーを任されたからです。他の教室を見学し、プログラムや一日の流れもきちんと教わっていたのですが、子どもたちをうまくまとめることができませんでした。

 障がいの種類も個性もバラバラな子どもたちに、同じプログラムを提供しようとしてもうまくいきません。じっとしていられなかったり、やりたくないと泣いてしまう子どももいました。厳しく接してはいけないとわかっていても、つい「今はこれをやらなきゃダメでしょ」と怒ってしまい、終わってから反省することがたくさんありました。

- どのようにして乗り越えていったのでしょうか?

 「未経験だからわからないことはしょうがない」と開き直って、疑問や不安があればなんでも聞いていました。特に、上司にはたくさん相談に乗っていただきました。

 一日の終わりに「今日の支援の仕方はどうでしたか?」と聞きに行き、支援の方針や子どもへの声かけの仕方など日々試行錯誤していきました。初めこそ苦戦していましたが、だんだんと子どもに寄り添った支援を実現することができていきました。

 また、自分自身でも放課後等デイサービスの仕組みや療育について勉強しました。入社して間もない頃から、利用者さんの書類作成や入所の資料まとめなどの事務作業を任せてもらえていたので、その中から学ぶことも多かったです。

  

- 未経験でわからないことが多いと、質問や相談をためらってしまいそうです。

 そういった心配はありませんでした。一緒に働くスタッフも上司も優しい方ばかりで、気兼ねなく相談できましたし、何よりドットラインは悩みをすぐに解決するためのルールが整っていました。

 まず、誰に相談すればいいかが明確です。スタッフ同士で話し合っていても愚痴や悩みの共有で終わってしまうことが多いですが、「一つ上の役職の社員に相談すること」とルールで決められているので、素早い解決につながります。

 また、「相談事項はすべてチャットに内容を残すこと」もルールとして決められています。文章に残すことで詳細まで漏れなく質問できるので、同じことを繰り返し聞くこともなくなります。

 一見すると細かそうですが、きちんとルールが仕組み化されているからこそ質問や相談がしやすい環境が生まれているように感じました。

ルールがあるから成長が早い。子どもが安心して通える教室づくりを目指して

- ルールがあって身動きが取りにくい、ということはありませんでしたか?

 それはなかったですね。ルールがあるからこそ悩む時間が減り、迷わず仕事ができていたと思います。もしルールがなければ、疑問や不安を一人で抱え込んでいたかもしれません。

 療育の専門知識でも事務作業でも、疑問をすぐに解決できたからこそ成長のスピードも早かったように思います。ドットラインには早期に管理職になれる制度もあって、私も入社五ヶ月目には教室の主任を任されるまでになりました。

− 主任になってからの変化は何かありましたか?

 保護者対応やスタッフ育成など、責任のある仕事は増えましたね。でも、相談や質問をしやすい環境は変わっていません。仕事に慣れないうちは施設長がサポートしてくださいますし、わからないことはチャットですぐに聞くことができるので、安心して働けています。

 主任になってからは、質問を記録に残す大切さも改めて実感しました。管理職になるとスタッフからの相談が日々舞い込んできます。口頭で伝えるだけだとつい忘れてしまうこともあるのではないかと思います。ドットラインでは、解決すべきことはすべてチャットで確認できるので、漏れなく対応することができていると思います。

- 最後に、その先の未来についてお聞かせてください

 まずは主任として、子どもも保護者も安心して通える教室づくりに努めたいと思っています。そのためにも今はスタッフの育成に力を入れています。保護者対応などの責任のある仕事を少しずつ任せながら、未来の主任を育成しているところです。

 自分が未経験から始めてここまで成長することができたのは、疑問をすぐに相談でき、解決に導いてくれた上司の存在があったからです。私もそのような存在でいられるように、スタッフの目線に立った迅速なサポートをおこなっていきたいです。

 また、主任として事業所の業績を上げていくことも意識しています。最近では、相談支援事業所にたびたび出向き、かがやきのまちの魅力を伝えることに力を入れています。より多くの子どもたちに支援を届けられるようこれからも努力し続けます!

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